4月25日（木）から6月22日（土）にかけて、ギャラリー小柳で開催される「ONE SINGLE BOOK」展にあわせて森岡書店さんが刊行された朝吹真理子さんのZINE、『道はおぼえている』にて写真を担当しています。

「数年間、表参道を歩いていた時間を、文章と絵を描いて、小さなZINEにしました。２０１８年、歴史学者の磯田道史さんと話をしているとき、表参道にも大規模な空襲があったことを知りました。青山通りに明治時代からお店をかまえている山陽堂書店のご店主遠山秀子さんが空襲のことを調べていて、以来、地図をみながらお話をきいたり、戦争の聞き取りをごいっしょしています。道を歩いていると、知らないはずの記憶がむこうからやってくる。人が忘れたり、忘れたいと思うようなことも、道はすべてを吸いあげて、おぼえているのではないかと思うようになりました。（朝吹真理子）」

「本書は、4月25日（木）から6月22日（土）にかけて、ギャラリー小柳で開催される「ONE SINGLE BOOK」展にあわせて森岡書店が刊行したZINEです。「ONE SINGLE BOOK」展では、著者自筆によるドローイングが施されたカバー付きのZINEを展示販売しますが、本展では、ZINEのみを販売します。価格は500円で限定500部。オリジナルのシールが付きます。」

https://www.gallerykoyanagi.com/