1月14日から福島県の大熊インキュベーションセンターにて、サウンドアーティストの細井美裕さんとのアートプロジェクト「見えない気配/痕跡」のワークインプログレス展が始まります。私は2011年の震災以降に福島県で撮影した写真のアーカイブと、近年、常磐線に乗って同地を再訪する中で撮影した写真を再構成した展示を行います。
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見えない気配/痕跡 とは
「見えない気配/痕跡」は、震災と原発事故による複合災害により浜通りから失われたものの気配や痕跡を辿るだけでなく、この先にあり得るかもしれない複数の未来の可能性を探求し、その可能性の断片を作品として可視化させることを試みるアートプロジェクトです。
今年度は新津保建秀(写真家)と細井美裕(サウンドアーティスト)と共にリサーチを重ねながら作品制作に取り組むことで、この町や地域を語り継ぐための方法を探していきます。
見えない気配/痕跡 ワークインプログレス展
会期:2025年1月14日(火)~1月21日(火)(土・日休館)
開催時間:11:00 – 17:00(入場は16:30まで)
会場:大熊インキュベーションセンター 1階中会議室(111)
入 場 料 :無 料
主催:見えない気配/痕跡 プロジェクト
助成:公益財団法人 福武財団
プロデューサー:阿部峻久
キュレーター:山本曉甫
記 録 撮 影:吉田和誠
アシスタント:日向志帆
https://okuma-ic.jp/2209/