KENSHU SHINTSUBO

Dec

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「フクシマ」へ門を開く -福島第一原発観光地化計画展 2013 –


福島第二原発燃料プール 2013
http://peatix.com/event/25246/
福島第一原発観光地化計画展 2013
「フクシマ」へ門を開く
2013/12/24(火)~28(土)5日間
【開場時間(入場は閉場30分前まで)】
24日 18:00-22:00(入場は21:30まで)、19:00より梅沢和木、辻憲行、東浩紀によるアーティストトーク
25日 15:00-21:00(入場は20:30まで)
26日 15:00-21:00(入場は20:30まで)
27日 13:00-18:00(入場は17:30まで)、19:00より別イベントあり
28日 13:00-18:00(入場は17:30まで)、19:00より別イベントあり
※24日はオープニングイベントのため18:00-22:00の開場となります。
【展示概要】
2012年に思想家東浩紀が立ち上げた「福島第一原発観光地化計画」。事故後25年の2036年を目途に、Jヴィレッジを大胆に再開発、福島第一原発事故跡地に観光客を動員しようという計画だ。本計画は、社会運動としての側面とともに、既存の「ポスト311建築」「ポスト311アート」への異議申し立てという側面をもっている。311後、建築家/美術家は「被災者に寄り添う」だけで本当にいいのか?
本展では、書籍成立に関わった作品群を、制作過程の記録とともに展示。藤村龍至による「ふくしまゲートヴィレッジ」模型、梅沢和木による「ツナミの塔」スケッチ案、新津保建秀によるチェルノブイリ写真などを呈示する。同時に第二会場では、震災後の梅沢のすべての活動の出発点となった大作絵画「うたわれてきてしまったもの」(1939mm × 4850mm)を「被作品化同意者限定で」特別公開する。
第二会場は参加型インスタレーション。会場の様子は監視カメラでネット中継され、来場者は震災の経験に巻き込まれることになる。中継映像はのち梅沢作品の素材として使われる可能性があり、第二会場への立入は「被作品化」への同意を必要とする。それはまさに、監視カメラに囲まれた原発事故現場への立入のアレゴリーでもあるだろう。
12月24日はオープニングイベントとして19:00より梅沢和木、辻憲行、東浩紀によるギャラリートークを開催。
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【出品作家】
梅沢和木
黒瀬陽平
小嶋裕一
新津保建秀
藤城噓
藤村龍至 ほか
【キュレーション】
辻憲行(芸術係数)
上田洋子
【監修】
東浩紀
【協力】
カオス*ラウンジ
加治屋弘樹